KAZUO'S DOOR

2013年08月

朝晩は涼しいくらいで、体調管理に気を使います。
僕もちょっぴり夏の疲れが出たのか、ふだんの無理が祟ったのか、
筋肉痛と軽い発熱に見舞われてしまいました

大島ダイビングの続きです
前回のクダゴンベと並んで見たかったのがこれです

ウミテング


ウミテングといいます
人の顔で言うと鼻(額)に相当する部分が長く伸びていることに由来します。
英名はSea dragon とか Sea moth と呼ばれます。
(個人的には蛾よりも竜のほうがいいような気もします)
大きく広がった胸びれが目立ち、
足のように変化した腹びれで海底を歩いて移動します。
運よく自分で見つけて、バディを集めてじっくり観察・撮影しました

ハゼの仲間もたくさん見てきました。
2cmくらいの小さなハゼが岩やサンゴの上にちょこんと乗り、
目をくるくる動かす姿はとても可愛らしいですよ
驚かさないようにそ~っと近づいてパチリ

セボシウミタケハゼ

変わった形の魚もいました

マツカサウオ

マツカサウオです。
ヨロイウオとも言われるようですが、どちらにせよ的確なネーミングです
体が硬いためにしなるような泳ぎはできないので、
フグのように尾びれの力でロースピードで泳ぎます。

ダイバーになりたての頃は伊豆半島によく通いましたが、
ちょっと離れた大島や八丈島ではまた違った生態を見ることができます
旅館の露天風呂と大島名物の椿フォンジュ(串揚げ)を堪能し、
初めての大島ダイビングを楽しめました。
明日からは9月、スタッフみんなでがんばります、ヨロシクッ

初めての大島へ行ってきました。

朝早く高崎を出発し、羽田空港へ
搭乗口からバスで飛行機まで移動して、
プロペラ機DHC-8 Q300(定員50名)へ数段のタラップを登り乗り込みます
離陸していたのはわずか20分で、転寝する間もなく大島到着でした。

大島プロペラ機


大島空港でダイビングショップの方にピックアップしてもらい、
お店で器材を準備し、海へ一直線です。
狙っていた生物に出会えるか、、ワクワクしながらカメラ片手に海へ

1本目、、いました

クダゴンベ

クダゴンベです
英名がlongnose hawkfish という通り、
長いくちと紅白の格子縞があざやかな魚です。
水深33mと深く、減圧症のリスクがあるために限られた時間で、
枝の中をちょこまかと動くのを追いかけながらの撮影でした
フラッシュ撮影ですからきれいに発色しますが、
肉眼では枝も魚も灰白色にみえているんですよ
今回の大島ではこのクダゴンベを真っ先にリクエストしていたので、
しっかりと見ることができて、これだけでも満足です
そのほかにも色んな魚を観察してきました。

小さいものでは、これです

トウシマコケギンポ

水深5m位の岩の小さな穴で見つけたトウシマコケギンポです。
穴から顔(1cm弱)を出し、頭の皮弁をなびかせていました。
最近ではめっきり見なくなったリーゼントですかね
『秋の浜』という場所で3本潜りました。
生物は種類も数も豊富でとても賑やかな海でしたし、
水着姿の海水浴客と重い器材を背負うダイバーで陸上も賑やかでした。

次回、もう少し大島の海を紹介しますね

スポーツ関連の話です
まずは群馬県の前橋育英高校が第95回高校野球選手権で優勝しました
準決勝、決勝の時間帯は外来患者さんも少なめで、
スタッフも待合室のTVを気にしながらの診療でした。
本当におめでとうございます

そして、イチロー選手の4000本安打です
22年間かけての想像もできないくらいの偉業ですが、
「8000回以上の悔しい思いと向き合ってきた」というコメントが素晴らしかった。
さっそく、書棚の大切な本をパラパラと読み返してみました。

矢沢&イチロー


2006年に刊行された『英雄の哲学』という、E.YAZAWAとの対談本ですが、
冒頭に「僕は、実は50歳まで現役でプレイする、
しかもバリバリでプレイするというのが、今の夢なんですね」とあります。
日ごろからの自己鍛錬と次を目指す向上心を持ち続けることは、
この2人のスーパースターに共通していることです
活躍する姿、発する言葉に刺激と感銘を受けながら僕らしく頑張りたいです

頑張るアイテムに最近追加したのがこれです

数珠

さすがに診療中はNGですが、
お気に入りのパワーストーンで作った数珠で、外出時につける時もあります
いろんなエネルギーを吸収しながら、診療に趣味にまだまだ走ります。
週末は初めての大島ダイビング、、また紹介しますね。

前回に続き、沖縄レポート第2弾です

夏本番の沖縄では、体験ダイバーや経験の浅いダイバーが多く、
ダイビングの内容も玄人受けするマニアックなものではなく、
水族館を気持ちよくピクニックするようなダイビングとなりました。
お馴染みのクマノミもじっくり観察します

カクレクマノミ


映画『ファインディング・ニモ』でお馴染みのカクレクマノミです
イソギンチャクの中をくるくると忙しく泳ぎ、
ダイバーをのぞくように所々から顔を出します。
クマノミの中でも最もかわいらしく、人気があります。

セジロクマノミ

上唇から背中に白い線が一本走るセジロクマノミです
日本では6種類のクマノミが見られ、慶良間ではそのうちの5種類に会えますが、
このセジロクマノミが最も珍しいとのことです。

ハナビラクマノミ

オレンジというよりは肌色の体色のハナビラクマノミです
クマノミがイソギンチャクと共生していることはご存知でしょうが、
それぞれに好みのイソギンチャクがあり、これはシライトイソギンチャクという種類です。
前の2枚の写真との違いがわかりますね。
魚でも住みやすい家が違うなんて、面白いです
残るハマクマノミ、普通の(うまい表現がない)クマノミも見て5種類制覇です
自分の少し下をネムリブカ(サメの仲間)がゆったり泳いだり、
ハナゴイやキンギョハナダイの群れを眺めたりと、
久しぶりのケラマで気持ちいいダイビングができました。
もちろん、夜は沖縄のオリオンビールで水分補給しましたよ

那覇空港+花

帰りのJAL910便をバックに蘭の写真を一枚
羽田から高崎に直行し、いつものようにクラリネット&プールでした
お盆休み明けで外来もオペも忙しいですが、
気分転換した分は診療でしっかりとお返しします。

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